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  ● Vesna!発 ラジオ番組
   『Vesna!の マトリョーシカあければ・・・』

2004年3月6日(土) ラジオカフェ FM79.70 放送

サオリこんばんは!
タツミこんばんは!
アフロ:こんばんは〜

サオリ:『Vesna!のマトリョーシカあければ』始まりました。最近だんだん暖かくなってきて、春を迎えているな、て感じがするん
     ですけど、春といえば新生活ですね。

タツミ:そうですね〜
サオリ:皆さんは何を始めたいと思ってるんでしょうか?私は新しいお稽古事をしたいなと思ってるんですよ。
タツミ:何ですか?
サオリ:最近めっきり運動不足なんで、ヨガを始めたいなと思ってるんです。
タツミ:体柔らかいんですか?
サオリ:まったく硬いですけど(笑)この機会に体も柔らかく、気持ちも柔らかくなりたいな、と思いまして。
タツミ:なるほど。春ですね〜。

サオリ:タツミさんは何か始めたいな、ということありますか?
タツミ:Vesna!が3月30日でオープンしてから一周年になりますので、二度目の春を迎えますので、また元気にやっていこう、って
    いう感じですね。
サオリ:私たちも、新しいVesna!を見れるように楽しみにしています。
タツミ:Vesna!では春に先駆けて第一弾イベントを行いました!! 二日間連日で「気軽に絵付けマトリョーシカ」のほうが開催され
    まして、すごく楽しかったです。

サオリ:私も参加させてもらったんですけど、すごく楽しいイベントになりましたね。今日はそのイベントリポートという内容で
    お送りしたいと思います。今日はイベントに参加していただいた二人をお招きしています。雑貨アーティストこと山崎千珠子    さんと、アフロさんこと坂田修平さんです。こんばんはー。

タツミ:こんばんは。
アフロ:こんばんは
ヤマザキ:こんばんは
サオリ:ヤマザキさんは当日先生として参加していただいて、坂田さんことアフロさんは数少ない男性参加者として参加して
    いただいて。

タツミ:そうですよ、数少ない男性参加者としてのお話をお聞きしたくて、ゲストにお呼びしたわけなんですけど。
サオリ:とても個性的なマトリョーシカを作っていらっしゃった印象が残ってますので。イベントのことを知っていらっしゃる方も
    いると思うんですけど、まだご存知なかった方のために説明すると。

タツミ:一月に旧ソビエトのベラルーシのほうに買い付けに行ったときに、白木のマトリョーシカをいっぱい背負って帰ってきまし
    て、それをデザインの部分にとらわれず、皆さんの好きなように白木に絵柄をどんどん書こう!というイベントを二日間にわ
    たりトレードマーク京都さんで場所をお借りして開催しました。それで、本当にこだわらないで絵柄を書いていただいたの
    で、絵付け教室というような感じではなく、その場でみんなで色々書こうよ、という感じでした。

サオリ:まさにその名前通り、気軽に(笑)
タツミ:気軽にです(笑)
サオリ:絵付けしましたよね。参加者の方もお子さんからご年配の方もいらっしゃいましたし。
タツミ:一番最年少は五歳の女の子です。
サオリ:一生懸命書いてましたね〜
タツミ:そうですね。私たちでは想像つかない個性的なデザインをされてましたよ。
サオリ:やっぱり子供の感性はすごいですよね。
タツミ:そうですよね。

サオリ:今回絵付けのデザインの先生として、ヤマザキさんに参加していただきました。本当にありがとうございました。
タツミ:ありがとうございましたー
ヤマザキ:いやいや先生とはおこがましい(笑)皆さんよりは少し早く白木に絵付けしていたというだけで。
タツミ:いえいえ。絵付けの際の皆さんの見本として一個書いてきていただいて、それを皆さんにお披露目したときには歓声が
    上がっていましたからね。

サオリ:すごかったですよね!かわいい!欲しいー!てね。
ヤマザキ:ありがたいです。
サオリ:ヤマザキさんはその歓声を聞きながらも(笑)
ヤマザキ:後ろに下がっていったんですよね(笑)
サオリ:ヤマザキさんはね、日本でも珍しい白木のマトリョーシカ絵をつけていらっしゃって。
タツミ:そうなんですよ。
サオリ:タツミさんはヤマザキさんがマトリョーシカの絵をかいているというのは、どこでご存知になったんですか?
タツミ:本屋さんで「雑貨カタログ」という雑誌を立ち読みしていましたら(笑)にゃんこマトリョーシカというのが載ってたんです
    よ、猫ちゃん三つが出てくるような。そのマトリョーシカのデザイン性がですね、今までのマトリョーシカとまったく違って
    て、「えー!!」ってびっくりして、今までに何度もロシアに行ったりしてたので、これはすぐにロシア製ではないと気づ
    き、商品の説明書きを読んでみると、日本のアーティストさんが作っておられて、東京の雑貨店のほうで販売されているって
    いうのを知って、そのときはまだヤマザキさん作というのは知らなかったんです。その当時まだマトリョーシカという言葉
    自体も知らない方も多い頃だったんで、何年ぐらい前でしたっけ?

ヤマザキ:カタログは、二年前ぐらいですけど、実際白木マトリョーシカを手にしたのは三年前ぐらいですね。それでたまたま縁が
     あってそちらのほうに卸してもらってて。

タツミ:それで書いてみようかなと。
ヤマザキ:そうですね、もうマトリョーシカの形自体がかわいいので、もう自分の好きなように塗っちゃえー、て感じですね。
サオリ:もうぜんぜん本場のマトリョーシカを勉強したとかではなくて?
ヤマザキ:全然ですね。マトリョーシカ自体は知ってましたけど、好きな絵を塗っちゃえというのが強くて。
サオリ:自分の好きな絵を塗るって感じですか?
ヤマザキ:そうです、何も気にせず。
タツミ:それで雑誌のほうで驚いてたんですけど、実はヤマザキさんはVesna!のお近くにお住まいで、まったくの偶然で、去年の夏
    か秋ぐらいにお客様としてご来店なさったんですね、その時にですね「チェブラーシカのマグネットが入ったらご連絡くだ
    さい」ということで、メールとかのアドレスもお聞きしたんですよ、それで入荷連絡のメールを送りまして、それで返信が
    来たときにヤマザキさんご自身のURLを表示されていたので、おやや!?と思ってそこを見ていたら、えー!!にゃんこ
    マトリョーシカ、あの時の!!てつながって、びっくりして!!

ヤマザキ:まさかご存知とは思わなかったですね。
タツミ:もうそのメール読んだ瞬間に「ヤマザキさんて、あのにゃんこマトリョーシカ書かれた方ですか?」という怪しいメールを
    すぐ送ってしまいまして(笑)

ヤマザキ:ばれた!!て感じですね(笑)まさか知っている人がいるなんて思わなくて。
タツミ:読んでいた雑誌で気になって、私にゃんこマトリョーシカ買おうかと思いました。で、今だにその雑誌を大事においてたん
    で、その雑誌もイベントのときにこれですよ、て自慢げに皆さんに披露しまして。ヤマザキさんには止めてと言われました
    (笑)

ヤマザキ:照れて(笑)
タツミ:それぐらい私の中ではだいぶ前から、ヤマザキさんのご活動はわかってたんですけど。にゃんこマトリョーシカを販売して
    いるお店が東京の方だったので東京の人だと思ってたんですよ。

サオリ:すごい偶然ですよね。
タツミ:しかも近所です。

サオリ:Vesna!て偶然の出会いがほんとに多いですよね。
タツミ:多いと思いますね。
ヤマザキ:あたしはもう衣笠にこんなかわいい店が!!やった!!て感じでしたけど。
サオリ:Vesna!さん一際目立ってますしね。そんなマトリョーシカでつながり、今回は気軽に本場の人に教えてもらってであれや、これやという感じではなくて。
タツミ:そうですね。それぞれ描きたい絵も人それぞれ違うと思うんで、例えば「はい皆さん次は目を描きますよ、鼻描きますよ。」
    てなるとみんな同じような絵になってしまうかもしれないのが残念で、それよりは違うほうがいいのではないかとヤマザキ
    さんと事前に打ち合わせしながら。

ヤマザキ:私の見ていただいたら気軽でいいんだ。てわかってもらえるていう感じで呼んでいただいて。
タツミ:そうです、ヤマザキさんに、もしよければ絵付けのほうのイベントにお手伝いいただけませんか?というようなお願いを年末
    ぐらいにしておりまして、で私的にも精神的にかなり支えになったという感じで。

サオリ:私たち参加者からみても、あのイベントはタツミさんとヤマザキさんという感じで。
ヤマザキ:いや〜申し訳ないです(笑)
タツミ:とんでもない(笑)

サオリ:いや本当にお二人で一から全部作り上げて、Vesna!でイベントするの初めてなんですよね?
タツミ:そうなんですよ。Vesna!としてのイベントは今回初めてだったので、もうドキドキ、オロオロで、緊張で、だから事前に何回
    かヤマザキさんと打ち合わせしたんですけど、内容決めるというより、「ドキドキするー!!」ていう話ばっかりで。

ヤマザキ:個人的な支えあいでしたよね。
タツミ:でも、がんばろう!お疲れさまー、みたいな感じで、後から考えたら何も話し決めてない!
サオリ:大分苦労したみたいですね。準備をしてイベントを支えてくださった側の意見としてこんな所苦労したとかありますか?
ヤマザキ:そうですね、私が思っていたより大掛かりだったということで、想像と違う大変さと色んな人が来られるので、ちゃんと
     楽しく出来るかなというのがありましたね。

タツミ:本当に参加者の方が幅広く来られたので、ちゃんと皆さんに満足していただけるようにと思って、ちょっとドキドキ
    しましたね。

ヤマザキ:楽しんでいただけるかなってね。
サオリ:白木のマトリョーシカを用意するのもとても大変だったと思うんですけど、ベラルーシのブレスト地方からもって帰って
    きてから、マトリョーシカのエピソードを聞いたんですけど。

タツミ:はい。白木のマトリョーシカが向こうは乾燥しているので、それに合わしてパチッと閉まるのを調整しているんですね。
    日本は湿気が高いので、絵付けされていないマトリョーシカは表面がコーティングされていなくて湿気を吸っちゃうんです
    ね。そうすると膨張してしまって、ほとんどが開かなくなってしまうのですよ、だから力を入れてパキッと開けて、閉める
    部分の輪の部分をサンドペーパーで、全部日本の湿度に合わせて調節して削り落とすんですよ。

サオリ:実はその部分をアフロさんが…。
アフロ:実はね僕は見てまして、タツミさんのお母さんがそれを削っているときにいきなり店番を頼まれたりなどもしました。
タツミ:そうなんですよ。私が最近イベントの準備でバタバタしているので、店番を母に任してしまって、その母がレジ裏で、、
サオリ:一生懸命削ってたのを目撃されたという、ことで。
アフロ:見てしまいました。店によく行っていたので。
タツミ:誰もいないのかなと思って、耳澄ましていたらシャッシャッていう削る音が聞こえてきた(笑)
サオリ:参加人数も多かったんでね、何個削るねんという感じで。
タツミ:一個削ったら良いわけでもなく、三個入りなら二個は削らないといけないわけで、削りすぎたら戻せないですし、何回も調整
    しながらやってましたね。

サオリ:そんな裏話もこのイベントには沢山あるんですけど、いまから色んなエピソードを聞く前に、皆さん緊張しているということ
    もあり、ここら辺でアフロさんが持ってきてもらった曲をお聞きください。

〜曲〜

サオリ:お聞きしていただいたのはThird Worldでダンシングオンザフロアーでした。サカタさんこの曲は本日なんで選んでいただいた
    んですか?

アフロ:えー、僕はアフロさんとかあだ名でも呼ばれているんですけど、アフロが好きっていうんことで、無理やりなんですけどこの
    曲を是非聞いて欲しいなと思いまして。

サオリ:アフロはねVesna!さんと坂田さんが出会うきっかけとなった髪型ですからね。今回はアフロを大々的に特集します。
タツミ:そうなんですよ(笑)実はなぜアフロかというと、サカタさんが始めてご来店したのは去年の立命館の学祭の頃で、すっごく人
    が混雑していたんですけど、ひときわでっかい頭のアフロヘアーで、ご来店いただきまして大統領マトリョーシカをね。お買
    い上げ頂いたんです。

アフロ:ものすごく大統領マトリョーシカ惹かれまして。
タツミ:男性の方でマトリョーシカが好きというのは、どちらかといえば少ないですけど、それで絵付けのイベントのほうにももし
    よければご参加しませんか、ということもあったんですけど。

サオリ:まあアフロでとても見た目いかつくて怖いのに、マトリョーシカ開けている姿がね(笑)
タツミ:ちょっと皆さん想像してみてください。変わった光景でしょ(笑)
アフロ:アフロだから鳥とかいそうな感じで。
タツミ:サカタさんの頭の中から出てきそうですよね。
サオリ:今回数少ない男性として参加されたんですけど、女性の方はね皆さん繊細でかわいいのを書かれていたんですけど、アフロ
    さんのマトリョーシカは個性的でしたね。

ヤマザキ:遠くから目立っているんですよ、一番に。
タツミ:一番奥におられたのに、すごい存在感でしたからね(笑)
サオリ:写真を撮りたいんですけど、邪魔したらいけないと思い、小さく撮ってましたね。
アフロ:皆さん真剣に描いていたので、その雰囲気に飲まれまして。休んでいいのかなと思いまして。
タツミ:皆さん集中するところは集中して、教室の端の方にちょっと休憩スペースがありましたので、お茶を飲んだり本を見たり
    皆さん上手に息抜きしていらっしゃいましたね。

ヤマザキ:そうですね。皆さん初対面でも仲良くなっておられたり。
サオリ:そうですね皆さん和気藹々とね。その中で小さいお子さんがいられたんですよね、その子かわいかったですね!!みんなを
    和ませていましたよね。

タツミ:かわいかったですね!!
サオリ:数少ない男性として参加いただいたんですけど、どんなマトリョーシカをかかれたんですか?
アフロ:自分の髪型シリーズというのを考えていまして、ロシアの大統領マトリョーシカもはげ、フサフサ続きなんで、僕も今坊主
    なんですけど、そことリンクさせつつ面白いのを描こうじゃないかと思いまして。

タツミ:もうなかなか無い発想ですよ(笑)どうですかヤマザキさん?
ヤマザキ:もうねー、目立っていましたよ。気になる存在という感じで。

サオリ:展示会がとても楽しみなんですけど、第一弾イベントでつくったマトリョーシカを、第二弾イベントでは展覧会として展示
    するんです。あと、カフェスペースもあったりして。

タツミ:そうなんです。第二弾イベントとしましてVery happy!!マトリョーシカ展というのを同じ場所のトレードマーク京都さんで、
    3月12,13,14日開催するんですよ。第一弾イベントでのみなさんの様々なマトリョーシカを展示します。

    【終了しました。イベントのレポートはこちらからご覧下さい。
ヤマザキ:皆さんほんとお上手です。
タツミ:ほんと、そんなマトリョーシカちゃんたちが大集結します。二階の方は展覧会で、絵付け参加者みなさんのマトリョーシカ
    と、Vesna!のマトリョーシカコレクションが展示されます。 一階のほうはカフェスペースでピロシキや、ロシアンティーが
    頂けるようにしております。

サオリ:ピロシキのほうは前回ラジオに出ていただいたバーバチカさん提供で。
タツミ:そうです。
サオリ:ロシアンハッピーセットにはおまけがついてきます。どんなおまけかはまだ誰にも言ってないんですけど、かわいくて面白
    くって。こちらも手作りなんですか?

タツミ:そうですね、テーマはマトリョーシカ=手作りハンドメイド、ていうのをイメージしたおまけです。
ヤマザキ:何なんでしょう・・・
タツミ:きっと皆さんにどどーん!!とお披露目できると思います。
サオリ:私たち三人もスタッフとして参加させていただきます。
タツミ:それとですね、絵付けに参加された方が搬入して好きなようにディスプレイしていただくので、展示ブースがまだどうなるか
    わからないお楽しみです。

サオリ:私たちが飾るのではなくて、好きなように飾ることが出来るので、皆さん一つ一つのブースのようになるんですよね。カフェ
    スペースは私たちが考えていくので、本当に手作りのイベントになりますので、皆さん楽しみにしていてください。
    こちらの情報はVesna!さんのHPからです。URLは?

タツミ:http://vesna-ltd.com/です。お願いします。店頭でイベントのフライヤーもヤマザキさん作で置いています。
サオリ:そうなんです。今回フライヤーで描いてくださっているイラストを、絵付けイベントの方で白木マトリョーシカに描いてくだ
    さったので、まったく同じものが見れます。

ヤマザキ:まったく同じというのは語弊があります。若干形が崩れているかも。
サオリ:でも一つ一つ手作りなんで、一点ものという感じで。
タツミ:このマトリョーシカ展のフライヤーのマトリョーシカをヤマザキさんが絵付けされていましたよね。しかも、イベントの
    ときに。

サオリ:えー、同じやん!!てなってね。
タツミ:現実のマトリョーシカとフライヤーのイラストのマトリョーシカがリンクされているのは面白いですよね。是非、みなさん
    見に来てください。

サオリ:アフロさんのマトリョーシカも気になりますしね。出来上がりましたか?
アフロ:いやー、まだ出来ていないんですよ。来週の宿題になりました。まあ、髪型も変えていこうと思っているので。
三人:えー!楽しみ!
タツミ:それもマトリョーシカに描かれるんですか?
アフロ:描こうと思えば描けるかも休日しれないですね(笑)
タツミ:サカタさんもイベント当日スタッフとしていらっしゃると思うので、みなさん声をかけてみてください。
アフロ:そうなるともうウハウハですね(笑)
サオリ:まだまだどういったイベントになるかわからないですが、イベントの感想やラジオの感想、イベントに対する質問でもいいの
    でお送りください。またこのイベントに参加して、またVesna!でお会いすることで色んな人の輪が広がるかもしれないです
    し。
タツミ:つながっていけば面白いですよね。

サオリ:春といえば出会いの春なので。またみなさん色んな出会いを発見しようじゃないですか。まあそろそろお時間です、みなさん
    おやすみなさい。

三人:おやすみなさい

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