|
|
●
Vesna!発 ラジオ番組 ●
『Vesna!の マトリョーシカあければ・・・』
2004年2月7日(土) ラジオカフェ FM79.70
放送
第1回目の放送は、Vesna!オーナーとパーソナリティーさおりさんのトークで
始まります。年始に東欧へ買い付けに行ったときのお土産話を中心に展開!
|
|
|
サオリ:こんばんはー
タツミ:こんばんはー
サオリ:はじまりました『Vesna!のマトリョーシカあければ』。この番組はですね、毎回いろんなゲストをお呼びしたり、テーマにそって
関連ある情報を発信したり…という番組です。この番組は北野天満宮に近くにある:Vesna!さんという雑貨屋さんから発信して
いる番組ですので、Vesna!さんの最新情報も毎回お届け出来るという番組になっています。この番組をお送りするのは、
私、サオリと、
タツミ:Vesna!オーナーの辰巳です。
サオリ:この二人と毎回違うゲストでお送りさせていただきまーす。
二 人:よろしくお願いします。
サオリ:ついに始まりましたねー、もう出だしからねー
タツミ:緊張しましたか?
サオリ:とても軽快な音楽が流れてかわいらしい、この音楽もVesna!さんで、
タツミ:そうです。オープニングはロシアのアニメ音楽です。
サオリ:とてもかわいい曲ですよね。
タツミ:ありがとうございます。
サオリ:今日はゲストの方をお呼びしていません。まあ最初ということで、私と辰巳さん、そしてVesna!の濃い濃い話をみんなに紹介して
いこうかなと。
タツミ:そうですね。
二 人:よろしくお願いします。
サオリ:この番組の由来なんですけど、『Vesna!のマトリョーシカあければ…』。
タツミ:マトリョーシカってご存知ですか皆さん?ロシアの民芸品でハンドメイドの木のお人形で、開けたら中から一回りちっちゃい人形
が中から次々と出てくるお人形の事なんですけど、まあそのようにラジオ番組を通じてVesna!のマトリョーシカをパカパカ開け
て、その中につながっていく人や情報をご紹介できたらな、というような気持ちで付けさせて頂きました。
サオリ:このVesna!さんという大きなマトリョーシカからの中から、色んな形のいろんな顔の、ちーちゃい大きいマトリョーシカがポコポ
コ出てきます。
タツミ:そうですね。毎回そのように面白いゲストやお店の情報をポコポコ紹介していくので、みなさんどうぞ聞いてくださいねー。
サオリ:私がVesna!のお店に行ったことからこの番組が始まったと言ってもいいんじゃないでしょうか?
タツミ:さおりさんと出会ってなかったら、きっとやってないですよね。
サオリ:私はVesna!の中の小さなマトリョーシカなんです。この際なんで私の簡単な自己紹介をさせて頂きたいなと思います。
まず、Vesna!の辰巳さんに会ったきっかけなんですけど、今大学一回生で次が二回生なんですけど、ちょっとした活動でラジオを
違ったところでやらせて頂いてて、そのときにですね前々からお店がとってもかわいいなと思って取材させて頂いてたので、是非
今回ゲストに出ていただけないでしょうか、ということで出ていただいたのがきっかけですよね?
タツミ:そうですよね。最初呼ばれたんですよね、私がね、それからひょんなことから、じゃあ今度から雑貨店であるVesna!からラジオ番
組をしようかというのが盛り上がってしまって、
サオリ:そうなんですよね。なんかラジオを通じて全然歳も環境も違う二人が出会って面白いよねー、って、
タツミ:そうなんですよね。もう絶対私のほうがサオリさんを『番組パーソナリティーに!』と口説き落としたくらいで、あははー
サオリ:口説かれたくてしょうがなくてお店に通ってたかんじなんですけど、いつ口説かれるのか待ちに待ってました。
タツミ:なんかオーラ出てました。
サオリ:本当ですか。すいません(笑)それでラジオが始まって楽しみですよね。ラジオを通じて色んな人と出会っていけたらと
思いますよ。
タツミ:Vesna!のお客様でも色んな人がいますし、あとお仕事でつながっている人とか、私の知り合いとか、お店をしてから知り合った人
とか、本当に色んなジャンルの色んな人がいらっしゃいますので、ゲストで呼ぶとサオリさんも楽しいんじゃないかと思います。
サオリ:私はしゃべるということがとても大好きなので、だからラジオもやりたいと思って辰巳さんお願いしますってね、このラジオを通
じてもっと色んな人を巻き込みながら、その人も紹介できて、その人から色んな人へつながっていくという人間の輪をラジオでつ
くっていけたらな、と思って。
タツミ:まさにマトリョーシカぽいですね(笑)
サオリ:でしょ(笑)ま、そういったことを思っているんですけど、私は大阪から大学まで二時間かけてかよっているちょっと単位足りず
の女の子で、楽器が趣味でウッドベースというバイオリンのでっかい版で、女の人の背ぐらいあるんですけどやらせていただいて
ます。あと歌も趣味程度でやっています。まあ好きだからやれるみたいなね。
タツミ:それが一番ですよね。私も店を始めたのはそれもありますよ。雑貨がすっごい好きなんでその気持ちを前に前にみたいな(笑)
サオリ:私はそんな感じの普通の女の子です
。
タツミ:普通?ほんとですか(笑)
サオリ:よくVesna!にいるので自分から自己紹介するので声をかけてください。よろしくお願いします。じゃ次は辰巳さん。
タツミ:京都衣笠にある立命館大学の東門からすごく近いところに輸入雑貨店Vesna!というお店を経営しております、辰巳です。いろんな
国に飛び回りさっきの話じゃないですけど、好きなものを集め、そして『これが好きだ』と紹介しています。オープンしてから
ちょうど一年ぐらい、お越しいただいた方も多いかと思うのですが、まだの方は是非お越しください。
サオリ:本当にお店は辰巳さんワールドです。すべての商品が辰巳さんの好きなものしかおいてない。
タツミ:はい、全部好きです。狭い店なんで好きなものの中から更に厳選しておいてるかもしれないですね。
サオリ:けどそれが本当にわかるお店ですよ。行ったらわかってもらえると思うし、いつも店に行くと笑顔やし、やっぱり好きなものに囲
まれるっていいんだな、って思います。
タツミ:そうですね。みんなかわいくてわが子のようですね。一回見てもらったほうがわかりやすいかもしれないですね。
サオリ:そうですね。どんな商品がありますか?ロシアものならチェブラーシカとか?
タツミ:そうですね・・キャラクター雑貨については、チェコのクルテク、北欧のムーミンとか、東欧、ロシア、旧ソビエト圏、北欧とか
その周辺のものがすごく好きなので多く取り揃えてます。
サオリ:この番組名のマトリョーシカもおいてありますし、あとロシアとか北欧のものだけでなくて、食器でしたらイタリアの物もおいて
いますし。国の数にしたら色んな物が交じり合っているかんじですね。ロシア色が強いわけでもなくて、本当にかわいいお店に
なっています。
タツミ:ありがとう。
サオリ:誕生日プレゼントとか人にちょっとしたものをあげたい、変ったものをあげたい人にはぴったりのお店じゃないかと。
タツミ:そうですね、自分にもプレゼントとして買う方もいらっしゃいます。
サオリ:あー、私ですね。
タツミ:国に行って買い付けするのも一苦労の国の物も多いんですよ。大量生産されてない上に数が多くても三つとか一つとかしか持ち出
せないものもあるんですよね。規制がまだまだうるさい国が多いので、なので商品についてはあまり数がないです。
サオリ:早く来ないといい物にめぐり合えないけど、毎回毎回違うものたちとめぐり合えるので。
タツミ:そうですね。逆に言えば、少ないアイテムで日々ころころ商品が変わっていると思うので、そういうのをVesna!まで見に来ていた
だくと面白いかもしれないですね。みなさん是非お越しいただきたいと思います。
サオリ:お店の中ではDVDやCDやアニメーションをかけているんですけど、まあここら辺で私たちの大好きな曲かけてみましょうか。
♪音楽 『くまのプーさん』
タツミ:曲はロシアのくまのプーさんの曲でした。
サオリ:かわいいですよね、さっきお店にキャラクターが一杯あるっていってたじゃないですか、くまのプーさんて聞
くとみんなディズニーのちょっと黄色く、赤い服のを想像するかと思うんですけど、ロシアのプーさんは全然
違います!でも本当にかわいいんですよ。
タツミ:かわいいですよね、たぬきみたいだけど。
サオリ:ロシアのプーさんはたぬきに見えるんですよ。たぬきのお腹がすごくでっかい版ぐらい、本当にたぬきにしか
みえない。
タツミ:目の周りが黒いですし。
|
|
サオリ:それを何度も目にすればもうこの子買わなきゃ、家に置かなきゃ、て思ってくるんですよ。
タツミ:オープンしてからチェブは認知度高いんですけど、プーさんに関しては全然知らない方が多くて。でもオープンしてからうちの店
で知っていただくようになって、じわじわと人気上昇中です。
(ロシアのくまのプーさんについては右上プーさん写真をクリック)
サオリ:あの子はかわいいですよ。すごいでっかいプーさんがお店にあったと思うんですけど。
タツミ:この間年始から買い付けに行って、一個だけあって背負って帰ってきたんですけど、想像以上にでかいです、体積多いです。
サオリ:買い付けの話をしていきたいなと思うんですけど。
タツミ:今回はいろんな国に言ったわけでもなく、冬なので寒いですし、雪も多いので、一点集中みたいな感じで行ってきました。オース
トリアのウィーン経由でベラルーシという国の首都ミンスクに降り立ちまして、首都のほうでも買い付けはしたんですけど、一番
の目的はお店でも多くブレスト地方でつくられたマトリョーシカ置いているんですけど、そのブレスト地方のマトリョーシカはど
うやって作られているのかなと気になっていたので、首都のミンスクから夜行列車四時間のりまして、ポーランドがすぐ隣という
所に位置するんですけど、ブレストという所に行ってきました。
サオリ:寒そうですね。
タツミ:ブレストよりミンスクが寒かったです。一番寒い日で−15°です。
サオリ:よく凍らず帰ってこれましたね。
タツミ:でも冷たい空気を吸ってのどを痛めてしまいました。それで気をつけなくちゃと思って口をマフラーで覆っていたんですよ、そし
たら冷たい空気は吸わなくてよかったんですけど、今度は自分の吐く息がマフラー引っ付いてバリンバリンに凍るんです。
サオリ:想像しただけでも寒いです。
タツミ:でも現地の人は今年は暖冬だーって言ってましたよ。
サオリ:現地の人、元気満々なんですか?
タツミ:今まで春夏秋すべてのシーズンに行ったことあるんですけど、冬も変わらず全然町も機能していますよ。みんな学校とか地下鉄と
か普通に走ってて。
サオリ:バスとか普通に走っているんですか?
タツミ:はい、意外にチェーンとかも巻いてないです、なんか滑りながら上手に走っています。慣れています乗用車とかも普通に夏仕様と
同じ車を走らせています。みんな慣れてるんでしょうね。
サオリ:私とかなら凍って帰ってきそうです。
タツミ:もう寒いというより痛い感じです。でも、街の雪景色は本当に美しかったです!
サオリ:まあ、そんな苦労をしてマトリョーシカの工房に行ったわけですけど。
タツミ:はい、私はブレスト工房まで行ってきたんですよ。やっぱり私は木を削るのは機械の
刃で削っているのかなと思っていたんですけど、そしたら全然一個一個手で持った刃で
削ってます。(右写真参照)
サオリ:手で削っているんですか!あの大きいのから小さいのまで!
タツミ:はい、全部です。横向きに設置した『ろくろ』に角材を固定して回して、刃を手で当てて
削っています。
サオリ:あの小指の爪ぐらいしかないんじゃないかという小さいのまで!
|
|
|
タツミ:はい、全部手で刃を持って削っているんですよ。あの木工用の彫刻刃ってありますよね、
あれの凄くでっかいのを想像してもらって、あれで全部削っているんです。
だから機械の刃じゃないんです。(左写真参照)
サオリ:えーっ、これから見るお店のマトリョーシカを見る目が変わってしまうかもしれない
です。
タツミ:はい、わたしは機械で一気に削ってしまってベルトコンベヤーみたいなのに流れて、
どんどん生産されるのかと思ったら、全部丁寧に丁寧に一つずつ手に持った刃で削って
いてびっくりしました。もちろん絵付けのほうも手作業です。(下写真参照)
最後の仕上げのニスなんて、手にニスをつけて塗るんです。手がバリバリに痛んでしまう
のかと思うのですけど、刷毛とかで塗ると筆のあとがついてしまうので、だから手できれ
いになでるように丁寧に塗るのです。
|
サオリ:なんていうんですか、マトリョーシカへの愛着心が沸きますよね。
タツミ:いとおしさ倍増になりました。特にブレスト地方でつくられているマトリョーシカは
やっぱり地方なので、さらにハンドメイドで作られている部分も多いんじゃないかと
思います。もともと木を乾燥させるのも機械の乾燥機を使わず自然乾燥させていたりも
しているので。ロシアの首都近郊で作られているのはもう少し機械化されているのかも
しれないですけど。
サオリ:いい経験ですよね。
タツミ:そうですね。
|
|
サオリ:今回マトリョーシカの工房にうかがったのは訳があるんですよね
。
タツミ:はい、今度開店一周年記念イベントというのがありまして。ブレスト地方の白木のマトリョーシカにみんなで絵付けしようという
ようなイベントを企画しているんですね。
サオリ:もうこれが言いたくてしょうがなかったと。これを聞いて感動した方は是非やっていただきたい。
タツミ:そうですね。出来上がったものを見るのも楽しいですけど、世界にたった一つの自分で絵付けしたマトリョーシカがお手元にあっ
ても楽しめるんじゃないかなと、そのイベントは教室というよりみんなでわいわい気軽に描こうというような感じで、先生がいる
のではなく自分で好きなデザインも決めれますし、きっと面白いと思います。
サオリ:今回辰巳さんの買い付けの話をもっとラジオでしたいとは思ったんですけど、それは絵付け教室でみんなに聞いてもらおうかなと
タツミ:そうですね。第一弾イベントでもっと紹介できたらなと思います。写真とかも撮ってきたのでそれもお見せして、どうやって木を
削ってマトリョーシカちゃんの形になっているかをお見せできるかと思うので、是非お越しください。
サオリ:是非イベントに参加できる方はしていただきたいと思います。
タツミ:日にちは2月29日と3月1日の二日間のうちでご都合のいい日を選んで予約してください。詳細はHPの方が詳しくのっていま
す。URLは、http://vesna-ltd.comです。
サオリ:イベントの詳細なんですけど、Vesna!さんのHPで見ることができるんですね。こちらのほうにVesna!さんの最新情報の
ほかにイベント情報もみることができます。そちらで簡単に紹介している第二弾イベントもありますよね?
タツミ:そうなんです。今回絵付けに参加した方全員の作品を一気に展示したいと思ってるんですね。それは3月12、13、14の三日
間で『Very Happy!!! マトリョーシカ展』というのを開催します。こちらは予約無しで来てもらって全然オッケーです。それとロ
シアンハッピーセットという秘密の、、、グフフ
サオリ:ちょっとした企画が盛りだくさんなので、私も両方の企画に参加するつもりです。場所は四条ですよね
。
タツミ:そうです、四条のトレードマーク京都ですね。新町蛸薬師です。地図もHPのほうにちゃんとのっているので是非ごらんください
(終了しました。イベントのレポートはVesna's Eventでご覧下さい)
サオリ:ではもうお時間となってしまいました。早いですね。
タツミ:早いですね、なんかもう一気に終わってしまった感じです。
サオリ:このラジオの感想を聞きたいので、あとイベントの関しての質問でもよろしいので、http://vesna-ltd.comよりメールをお寄せ
ください。それではさようならですね。
タツミ:次回お楽しみに!
二 人:お休みなさーい
>>第2回放送(2004年2月21日)へ!
|