■ Vesna! - Diary
皆さん、こんばんは!owner:うさぎです。 京都は梅雨真っ盛り。ジメジメムシムシ、不快指数の高い毎日が続いています。 早くカラっと暑い夏になって欲しいと思う今日この頃です。 皆さんがお住まいの辺りはいかがですか? 前回のdiaryに、『自分へのお土産』のお話を書かせて頂きました。 今回は、買い付け中にあった買い付けとは関係ない出来事について書きますね。 Vesna!が支援する『チロ基金』が、ベラルーシの美術学校(小学4年生から高校3年生まで在校)の生徒さんが描かれた絵を日本の絵画コンクールに出品するという活動を行っています。 その関係で、その美術学校の『創立50周年パーティー』に招待されて出席することになりました。 現在の校長先生や、この学校の長い歴史の中で貢献された方などのお話の合間に在校生や卒業生で多方面に活躍される方々が、いろんなことを披露されていました。 美術学校と言えど、そのジャンルの多さにびっくりさせられました。 歌手、ダンサー、俳優、空手、数学オリンピックの優勝者の在校生(!)などなど… 時間を忘れるくらい、楽しませて頂きました。 その中で、私がとても『感動!!!』したのは、ベラルーシの民族楽器ツィンバロム(ズィンバリー)の生演奏を初めて聞いたことでした。(卒業生の方がプロの奏者なので演奏されました) ツィンバロムは、木琴のようなスタンド状の楽器で弦が張ってあり、それを両手に持ったバチで叩いて演奏する楽器です。 ツィンバロムに似た楽器はヨーロッパ各地にあります。(ハンガリーのものが一般的に有名ですね) ただ、ベラルーシのツインバロムとその他のものとの違いは、演奏するのに使う木のバチにあります。 弦に当たる部分に、皮が巻いてあるのが特徴です。 バチで弦をたたいて音を響かせる、弦をたたいた後、手の平で弦を押さえて音を響かせない、指先で弦をつまんで放し音を出す、という3つの音の出しかたが基本だそうです。 ベラルーシのツィンバロムは、昔ながらの形を今でも残していることも特徴の一つ…と現地の方に聞きました。 演奏者のバチさばき(腕が2本だとは思えない!)と響いているのに歯切れのいい独特の音色に感動し一瞬にしてツィンバロムのとりこになってしまいました。 演奏を聞いた直後、単純な私は『ツインバロムを買って日本に持って帰る!』とまで言い出したのですが、よくよく考えると木琴クラスの大きい楽器なのでそれはさすがに無理だと断念しました。 その後、買い付け中に立ち寄ったオモチャ屋さんで、子供用のオモチャのツィンバロムを発見! 箱は可愛いし、木製でしっかりした作りのツィンバロムには、小鳥の絵が!そして、本体と弦の間にいれて弾いたら誰でもすぐに演奏できる楽譜が数枚付いていて、これに描かれている絵も本当に可愛いのです! 残念なのは、小さいので弦と弦の間が狭くさすがにバチでは叩けないので、ギターで使用するピックが入っていて弦をはじいて演奏するというものでした。 背に腹は変えられぬ!ということで、このオモチャを即購入。(3台も!)大満足でテンションが上がったのはいいのですが… やはり前回のdiaryに登場したウオッカ同様このツィンバロムのお陰で帰りの荷物の重さには泣かされました。とほほ。 owner:うさぎ (2004.07.05)
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